精神障害の多くは、普通の人々にも見られる特徴を示しています。ただ、それが誰の目から見ても明らかになるほどに極端になっただけです。精神疾患とは、心の状態に名前をつけただけで、その状態にあるという説明に過ぎません。常にその状態にあるわけではありませんから、「私は病気なんだ」と気にする必要はありません。
しかし、診断ができなければ治療もできません。現状では、多くの精神科医が診断をつけずに治療を始め、対処療法的に薬物療法を行っているのが実情です。その結果、多剤投与となり、悪循環に陥って症状が悪化してしまうケースがよく見られます。特に、睡眠薬を適切に処方しない医師が目立ちます。
正しい診断ができていないために治療が混乱し、最終的に自分で面倒を見切れずに他の医師に回すという悪循環が蔓延しているのが現状です。しかし、正しい診断ができれば、治療薬は1種類で済むのです。
例えば:
- 統合失調症は抗精神薬
- 躁鬱病は気分安定薬
- うつ病は抗うつ薬単剤
- 神経症や人格障害はカウンセリングでのアプローチ
こんな基本的なことができない医師が多いのが現状です。精神疾患の分野はまだ日本ではこの程度です。診察を受ける側も、それが正しいと決めつけずに、自分の体調やメンタル面が改善されない場合は疑問を持ち、一度違うクリニックやカウンセリング施設などを受診することを強く勧めます。
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まずは心のことで検索という一歩を踏み出していただき、ありがとうございます。まだまだ日本では、こころの病気は風邪のように気軽に診察しに行く感じではないですよね。どうしていいかわからない、どこに行けばいいかわからないと思いますので、簡単に説明いたします。
精神疾患が疑われる症状の例
• 強迫観念や不安感の増大
• パニック発作や強い恐怖感
• 幻覚や妄想
• 自傷行為や自殺の念
• 過度のアルコールや薬物の使用
• 衝動的な行動や危険行動
これらの症状が見られる場合、早めに精神科医やカウンセラーに相談することが重要です。症状が軽度であっても、適切な支援や治療を受けることで、生活の質を向上させることができます。
結論から
精神科・心療内科の場合は、精神科医だけではなく、必ず心理士、臨床心理士、カウンセラーがいるところを受診してください。
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精神疾患が疑われる症状がある場合、適切な診察を受けることが第一歩です。ご自身の健康を大切に、専門家のサポートを受けましょう。
精神科医
主な診断方法:
• 主に医学的な面から診断します。
• 体に現れた症状(寝れない、頭痛、腹痛など)を基に診断します。
治療方法:
• 主に薬物療法を用います。
カウンセラー(心理士・臨床心理士・心理学者)
主な診断方法:
• 主に対話や心理検査(心理テスト)を用います。
• 基本的に精神疾患の場合、対話で詳しく聞かないと診断できません。
治療方法:
• 心理療法
• カウンセリング
受診の流れ
1. 精神科を受診:
• まず問診を行います。
• 精神科医が診察し、心と身体を診ます
2. カウンセラーによる心理検査の要望:
• 精神科医からカウンセラーへ心理検査の要望が出されます。
• カウンセラーが心理検査や対話を行います
3. 診断と治療の開始:
• 心理検査と対話の結果から診断が出ます。
• 診断結果を基に、効果的なアプローチ(薬物療法・カウンセリング)の治療を開始します。
以上のことから精神疾患が疑われる方は精神科・心療内科の場合は、精神科医だけではなく、必ず心理士、臨床心理士、カウンセラーがいるところを受診することをおすすめします
どうしても不安な場合など、他のところは冷たかったなどでしたら
一度気軽に心療院 La Cielにご相談ください